機械工学科の工業高専生が大学(旧帝大?)に編入を試みる日記

移転しました。

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高専OBの活躍

 昨日は学校の創立50周年記念式典というものがありました。
1期生から在校生まで沢山の人が集まりました。

1期生で弁理士の世界で活躍されている大先輩が講演してくださいました。

講演などを聞いて改めて高専という学校の卒業生は
産業界ですごい活躍をされていることと実感しました。



私が今、最も尊敬する人物は同じ機械工学科卒業生で
射出成型技術の権威である小松道男先生です。
(参考までに:http://www.nttd-es.co.jp/hitoto_s/no37/Special_37.htm

日本で当時最年少の27歳で技術士を取得したり
今年NASAのコンテストでグランプリを取ったり
会社を興したりと世界で大活躍の先輩です。
学校では知的財産に関する授業をしてくださってます。
(あまり真面目に聞いてなかったんですが・・・(汗))

こんなふうに自分の技術を強みにプロフェッショナルエンジニアとして
グローバルに仕事をする姿にとても憧れます。


この世で自分にしか出来ないことをこれから見つけて
小松先生のように仕事をしたいものです。

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現代における教養と読書の有効性

偏った思考とは恐ろしいものです。


Yes or No という言葉がありますが
世の中2択で答えが定まる問いというのは少数派でしょう。

今の日本の中国や韓国などとの領土問題や
アメリカとイスラム諸国との侮辱問題など
これらは、偏った思考から起こった摩擦です。

日本を極端に悪者として扱った歴史教育を行った中国・韓国も問題ですが
歴史を軽視した外交を行ってしまった日本にも重大な責任があります。

世界中、様々な国と地域、民族
様々な価値観を持った人が存在します。


現代では、一つではなく複数の視点から考えることが必要であるように思います。

Aという世界ではYesでも、Bという世界ではNoかもしれないのです。
具体例としては「国防のために核を保有するか?」どうかという問題などがあります。

グローバル化した社会では2択問題として扱うのは不可能な問題がほとんどなのです。

複数の視点から物事を見極めて答えを出すには何が必要なのでしょうか?





その答えは 「教養」 だと私は思います。


古代ヨーロッパでは教養とは、洗練された会話を楽しむための能力であったと言われています。
日本では昭和前半頃までは、とにかく沢山の知識を持つことが教養とされてたようです。

では、現代の教養とは何でしょうか?

「現代の教養とは、知識と知識をつなげる接着剤である」

これは私がこの夏休みを通して考えて辿り着いた一つの答えです。


例として

イスラム教諸国で
「いつでもどこでも聖地の位置が分かるケータイ」
     がバカ売れしたそうです。(確か、サムスンだったと思います。)

決まった時間に聖地に向かってお祈りする事が習慣になっている
イスラム教徒のニーズに応えたものです。

これは、携帯電話に関する各種技術を
宗教に関する知識が接着剤の役割を果たして、出来上がった製品です。

これは、教養として宗教について知っていなければ出来なかったものです。



日本では、ここ数十年間
教養を軽視し、専門知識ばかりを求める風潮があります。
大学の教養課程が無駄と見なされてきた訳です。

学校で周りと同じものを学び、同じような知識を持った集団で仕事をするという
日本人の同調思考を改めなければイノベーションは生まれないと私は思います。

多様性を持った1人1人が「異質」な人材をつくっていく社会が
今の日本には必要だと思うのです。

教養を身につけることは、遠回りに見えて、実は
イノベーションへの近道だったりするのです。



現代の教養を身につけるためにも、読書というのは最も有効です。

しかし、注意が必要だと私は考えます。

本はあくまで著者の見解を述べたものです。

同じ方向から見た本ばかりを読むと、知識や思考が偏ってしまうのです。


原発問題を例にすると、
「原発はとても危険だ」という本ばかり読むと、そのような意見しか持てなくなります。
加えて「原発は今の日本経済に不可欠だ」などという本を読めば
賛成派、反対派両方の意見を取り入れた考え方が出来るようになります。

意識して内容を疑い、他の見方もあるということを
念頭に置きながら読書すべきでしょう。



この夏休みを通して、読書の驚くほどの有用性に気付きました。
なぜ今まで本をあまり読まなかったのか悔みます。


インターネットで必要な情報を拾おうと思えばいくらでも拾える時代です。
急いでいる時は、それでも良いでしょう。

しかし、そうでないなら、
教養という寄り道(近道)をしてみても良いのではないでしょうか。



以上、私のこの夏の哲学的??成果でした。

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数物セミナー第6回合同合宿in奈良


前の記事にも書いてあった通り、念願の数物セミナーの合宿に行ってきました。

数物セミナーとは
数学・物理に興味のある大学学部生を対象として、
大学・学年・分野などの垣根を越えた交流を目指した全国規模のセミナーです。
http://physmathseminar.web.fc2.com/index.html

今回見た限りでは
数学、物理、化学、生物、工学の学生が集まっていました。

皆さん、全国的に見ても意識の高い人たちで
寝ても覚めても学術書を開いているような人たちです。

良い意味で奇人、変人ばかりでとても楽しかったです。


セミナーなどを通して、本や論文をもう少し
「本当にこの記述は妥当か」と疑って読まなければならないと感じました。

また、
先輩の助けを借りて、今まで数学的操作しか出来なかったテンソルの
イメージがちゃんとつかめるようになりました。

そして、一番の収穫は
全国の大学にハイコンシャスな理系仲間が出来たことです。
このつながりをこれからも大事にして
また広げていきたいです。

今回は数物セミナー史上初の高専生参加者となりました。
日頃から理論の勉強を自主的にしている高専生なら十分に入り込めます。
高専からの参加者が少しでも増えてくれることを祈っています。
本当に楽しいので。



この夏の総移動距離はおよそ5000kmでした。
長距離バスの攻略法が分かった気がします(笑
今日からやっとまとまった休みが取れます。

残り約2週間は、卒研を進めつつ
文理問わず様々な本をたくさん読みたいと思います。

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夏休み前半終了

近頃
「教養とは何か」
「人生における幸福とは何か」
ということを考えています。

そのせいか8月に入ってからというもの
読む本の量が格段に増えております。

もう少しで現時点での答えが出そうなんです。




夏休みもだいたい半分が終わりました。

やたら忙しい日々が続いていましたが
今日はおそらく正月以来の丸1日お休みの日でした。
15時間ぐらい寝てた気がします(笑

夏休み前半は研究室の関係で京都大学に滞在してました。
京大の教職員の方々や大学院生の先輩方からいろいろと教えていただきました。

構造材料系の研究の考え方が今回ではっきり分かった気がします。
新しいトピックを仕入れることも出来ましたし
自分の勉強不足も実感しました(特に化学)

京大の先生曰く
高専の編入生は「だいたい」は優秀らしいです(笑
研究遂行能力は学部生や出来の悪い修士より優秀なんだとか。




後輩たちに目を向けると
やはり高専の上位層はかなり意識が高く
上位でなくても何かの分野で才能を
開花している学生が沢山います。

そういった人材を育てる環境として
高専は素晴らしい環境だと思います。


一方で高専に合わないと感じている学生が
一定の割合存在するのも確かです。

先日、日刊工業新聞にこんな記事がありました。
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0720120829aaat.html

各分野での縦割りでの学科制を廃止し、
入学後コースが選べるようにするというものです。

これで学生と学科のミスマッチングを防ぎ
また、学生の中だるみを防止できるのではないかと思います。
(もちろんデメリットもあるでしょう)

大学受験に執拗に力を入れる普通校+遊びまくる大学1・2年生 に比べ
高専は個々の才能を潰さずに伸ばすことが出来る教育機関だと思います。

これから高専という教育システムが
伸びて行ってくれることを願っています。




さて、夏休みの後半は
奈良にて数物セミナーの合宿に行ってきます。

数学物理関係の人脈が広がるのがとても楽しみです。





(最後に)

いつも長期休暇に心がけていることがあります。
それは

「長期休暇が終わった時点で
 休み中に何もしてない人の100万歩先を行くぐらい成長してやる」


ということです

みなさんよい夏休みを

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ことば

 私の気に入っている言葉を紹介します


「勉強するから、何をしたいか分かる。
 勉強しないから、何をしたいか分からない。」
                     北野たけし




やりたい事がイマイチ決まらない
と皆一度は悩んだことがあると思います。

私も自分の方向性について悩むことが時々あります。

そんな時はこの言葉の通り、そのことについて
もっと勉強してみるのが良いと思うんです。

そうすることで、自分で勝手に違うこと想像してた部分や
「こんな面白いことがあったのか」という部分に
気がつくことが出来、やりたい事がはっきりしてきたりします。



極端な例ですが、高校生が
「化学で将来やっていきたい。でも、生物も良いし迷うな」

化学と生物をじっくり勉強して
「自分はただ白衣着て実験やりたかっただけなんじゃ・・・」
と気づく。

これでミスマッチングが防げます。



高専という学校はこの点で見ると

大学受験に邪魔されずに、自分のやりたい事を
探すためにじっくり勉強できる環境

だと思います。


だらけるのは簡単ですが、

せっかく学費を払っているのですから
与えられた環境を有効に活用したいものです。

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